何だか照れくさいような
自由に遊ぶはずだった
それでもいいと決めていた
いつも魔法のように笑っていた
それは君だったから
誰かのことを覗くことはできなかった
そんな僕には幸運のツキがあった
そんな君を見るとほんとに眩しくて
特別な素敵な輝きを放っていた
視界の端なんかそんなの不機嫌だね
友達だとか恋人だとかそんなのはもう
滅多に思いつかないらしい
いやそんなのも別でいいんだけど
それでもいいと思っていた
こんなでも決まっていたのに
闇夜の荒野で探し求めた
ありふれた魔法の宝石のように
あたりまえの感情も全部この目に焼き付いて
殺風景な景色は影の中へ消えた
そんな君に向かって笑うと本当に眩しくて
特別な素敵な輝きを放っていた
絵に描いたような形の魔力さえも
そんな僕には小さすぎて
刺激的だったんだ
今、好きな世界があまりに眩しくて
それでいいなんて思えてもいいや
愛せる気がしても心がひどく汚れるだけだから
今じゃ声にできないけど
それでもいいと思っていた
僕には何処までも届かないが
それでもいいと感じているから
きっと何もなくても手にしたいよ
魔法で飾った絵画は
透明に光っている
それが素敵な世界だと思っていた
あの絵を見ていたあの日にはもう
帰って来なかった
そんな僕には幸運のツキがあった
そんな君を見ると遠ざけた僕が実は一番嫌いだった
そんな僕には幸運のツキがあった
そんな君に向かって笑うと本当に眩しくて
特別な素敵な輝きを放っていた
絵に描いたような形の魔力さえも
そんな僕には小さすぎて
刺激的だったんだ