剣の温かさ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

子供の頃、父によくつけられた剣を見つめてた
どんな未来が待っていても、刃を振るう剣は人を裏切る
君という名の箱の中に、何を埋めたらいいのか、と
誰も口にしないその剣が割れた時の
深淵の始まりを見せてくれる
その刃で、貴方を砕いてしまおう
白煙が長い青に染まる
遥か昔に、二人出会ったのを
今でも誇りに思う
正しさの始まりを語らずとも
この手には愛があった
共に生きるこのふたりの幸せ
下僕はそばに何を嘆くのだろう
この目には何も変わらない
それは、永遠など知らない
それは、限りないものの中で
虚無の始まりを見送る
その剣で、貴方を裂いてしまおう
白煙が長い青に染まる
遥か昔に、二人出会ったのを
今でも誇りに思う
父が血に染めていたただ一つのものを
今でも誇りに思う
愚かな世界の始まりと
何を見ようと彼が君を彷徨う
その剣で、貴方を溶かすのだろう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*