愛するものほど嫌

愛するものがわからない
愛されることが怖くて胸が痛い
愛しているからこそ楽になれるの
わからないんだわからないんだ
私ってどうして優しいのかしら
あるのは私の存在だもの
好きだから好きだから
この手で愛を抱きしめたら何度目かな
長い事慣れてる誰かの呟き
ただそれだけは正しくないけど
求めるものが無いのは知ってる
振り返れば同じ思い出だけ
私がここにいる理由とか
教えるものが無かったから誰かのせいよ
何もしなくていいから私がここにいる理由を
傷つけないであなたの言葉だけじゃきっといけない
許されないならいやしなくていいから
愛を守るのはただ優しければそれでいいから
もういらないのなら私は他のだれか
私を愛したからこそきれいになれる
お願いだからあなたが優しくなれるなら
それが何よりも大切だから

1999

あなたの肌をそのままに
誰にも見せないような
手を繋いで行ければいいのに
真冬の海で遊んだ思い出
雪のように冷えきった空気
寒空の上を、誰にも責められずに
ただ歩くことだけを
簡単にしたのはあなたのおかげ
飾らない輝く先
ひたむきな熱を持って
あなたを抱きしめたくて
淋しいなんて思わなかった
私はいつでもそばにいたから
こんなにも近くにいたのに
時の流れが毎日それだけで
あなたを想い出すのに
なぜか切なくなって
焼けた闇のように
凍った僕を、誰もが
照らし出してくれた
あなたはここにいて
私の心を壊した
弱いだけじゃ愛されない
分かってるわかってる
力あわせ身勝手が
苦しくなったなら
ほどけた拳で
あなたにも見せたいよ
それでも僕は
あなたの目をさえぎるだけ
寒くて痛くて
この熱さを強さに変え
あなたを抱きしめたくて
切なくなって
焼けた闇のように
凍った僕を、誰もが
照らし出してくれた
あなたは私の視線を
あざ笑うように
ねえこの熱さを受け止めて
気付けば背中にあった
こんなにも
自分を苦しめる
忘れたくても
涙が止まらない
枯れそうになったなら
歌を歌ってよ
せめて笑顔に触れて欲しい
ただ…
寒い冬を覚えてる
冷たい背中
そんなあなたを抱きしめて
別れ際の
一言”ごめんね”
次の冬に変わるまで
ずっとそばにいて
このままにして…